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水沢うどんの歴史

水沢うどんの歴史は古く、伊香保温泉のシンボルでもある石段街が出来た1576年頃に、湯治客や水澤観音の参拝者に地元産の小麦と水沢の水で打ったうどんを提供するようになったのが水沢うどんの始まりとされています。
今では讃岐・稲庭に次いで日本三大うどんの一つとも言われています。
水香苑本店は、伊香保町水沢の地に、14軒が軒を連ねる水沢うどん街道の1店舗です。

 

三段熟成こだわりの水香苑のうどん

水沢うどんの特徴は、上質な小麦と水沢の水、そして塩のみを使用した無添加の麺にあります。
さらに水香苑では製麺過程に三段階の熟成を加えることで透明感のある麺になり、しっかりと鍛え上げる麺は、つるつるとした喉ごしもありながらコシのある食感になります。
無添加で身体にも安心安全な水沢うどんを是非ご堪能ください。

 

群馬県産の野菜

水香苑では群馬県で取れた食材をふんだんに使用しています。
同一地域の食材は空気、水など同じ環境で育てられており、料理にした時に相性、鮮度の面で優れています。
中でも舞茸は、昔から水香苑本店がある渋川市産のものを使用。通常の2倍である百日かけて栽培しており栄養分はもちろん、味・歯ごたえ・香りを最大限に高めています。
うどんとの相性も抜群です。是非ご賞味ください。

 

だし汁へのこだわり

水香苑のだし汁は、国産の昆布をふんだんに使用し、甘みと旨味が強い、うどんにとても合う出汁になっています。
節は、カツオ、宗田、鯖、煮干しの混合節を、弱火でじっくりと時間をかけて丁寧に抽出し、香り高きだし汁になっております。
うどんの小麦の香りにも負けない旨味たっぷりのだし汁をお楽しみください。

 

ごまだれへのこだわり

水香苑のごまだれには隠し味に丁寧に炒ったくるみを使用しています。
麺好きな店主が長野の蕎麦店で食べたくるみだれからヒントを受け、うどんだれに改良を重ねました。
ごまの渋さを和らげ奥深い味わいのごまだれをご賞味あれ!

 

醤油へのこだわり

群馬県の醤油企業「正田醤油」を使用しています。色・味・香りのバランスのとれた伝統の本醸造醤油です。

 

器へのこだわり

味だけでなく、目でも楽しんでいただけるよう、当店ではうつわにもこだわっております。
ツヤのある美しいうどんや、自慢の天麩羅が更に引き立つ黒いうつわは、青森の津軽金山焼。
ひとつひとつ丁寧に作られており、シンプルな黒に見えますが、緋襷(ひだすき)が走っており、よく見ると全て違う景色になっています。
うどん鉢、タレ猪口や薬味皿などは、お隣栃木県の益子焼。岩下清先生に水香苑オリジナルとして作っていただき、世の中に2つとしてない器になっております。
手作りのうつわの温かみを感じていただけるかと存じます。